昔書いた詩を

ここ数年、詩がさっぱり書けなくなりました。現実の出来事がが創作を超えているからです。でも、書きたい気持ちだけはあります。

そこで、随分以前に書いたものを引っ張り出しました。
これを読み返すことで、また書けるようになれるといいと、かすかな希望を持って。

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                  (2017・1月・19日。宮古島)

しかし、この作品、15年くらい前になるでしょうか、書いたのは。
晒すのは恥ずかしいのですが、これだけ以前のものとなれば、もう自分のものと思わなくてよいのかもしれません。






           異常潮位

   風が走る
   ぱん と
   張った帆が遠くすべっていく

   潮位が高くなっている
   目の高さの水平線から
   海が昇る

   昇る水平線
   遠くすべっていく帆
   異常も
   正常も
   見分けない満満としたものが
   押し上がり
   海が海からこぼれ落ちる

   こぼれた海が
   ひたり ひたり
   足元を浸してくる

   虹の色も
   薔薇の香りも
   開いた本も
   食卓のパンも
   順に浸されていく

   逃げていく蜘蛛や鼠
   高みで見ている鳥たち

   浸されながら
   ただ見ている
   わたしたち


                  ( by A子  )





何かのメタファーとして読んでいただけたら幸いです。
読み方は読み手の自由、っていうところです。
最後の連が唐突だなぁ・・と自分的には思っています。手直しするかもしれません。







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    (この鳥、今の時期は私の家の周辺にいません。もしかしてここに?)


宮古島の東平安名崎の海には津波石というものが転がっていました。
その昔、津波によってそこに転がってきた石たち。
日本は南から北まで地震の国なのだと思いを新たにしました。


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# by wawa38 | 2017-03-07 00:43 | 詩に関して | Trackback | Comments(2)

車を手放しました

車の運転があまりうまくない私。
以前から70歳になったら車を処分しようと決めていました。
70までにはまだ少し間がありますが、車検の時期が来て、タイヤとバッテリーの交換やフロントガラスの傷やら、何やら費用がかさむことが分かり、面倒になって、あっさり手放しました。

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   (飛騨高山の店先で見かけたもの。面白いというより、
      すべてのものは何かの捉われもの、と言う気がしました)



妹には「お姉ちゃんにはびっくりさせられるわ~」と言われ、友人たちにも驚かれました。
でも、私鉄の駅から5分のところに引っ越したことです。この私鉄に限り費用は心配しなくてよい算段がしてありますし、何かの場合は駅にタクシーが常駐しています。


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何より歩くのが好きなのです。
右足を出して左足を出して、一歩一歩ずつ歩むことが不思議な気がするときがあります。
そして、少なくとも、自分の車によって人を傷つける心配はなくなりました。これが一番ほっとしていることです。


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ウォーキング友達が昨年暮れに病で亡くなり、ショックもありました。
彼女がいなくなり、ウォーキングというと心が反応して傷みましたが、先日、直虎の里、いなさ(浜松市)を歩いてきました。
大河ドラマは見ていないのに、妹が行くというので一緒に、と言う程度でした。
けれど、歩くのっていいなぁ、歩けるっていいなぁとしみじみ思いました。

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                (井伊家の墓の一部。龍潭寺)


これからは、亡くなったSさんのぶんも歩こうと思います。






心配性で怖がりなのも私の一面、思い切りのよいのも一面。
計画性があるようでずぼらなのも一面。
人は多面体なものです。

その思い切りのよい貌が出た、このたびの車処分でした。
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                (龍潭寺の庭の一部)




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# by wawa38 | 2017-03-05 19:50 | 風の色 | Trackback | Comments(6)

映ったビル

ビルの窓がゆがんで映っているのが面白くて。


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どちら側の窓もゆがんでいないのですが。
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つっかえたままの星が一つ。
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ここを通り抜けていきました。
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寂しい感じになった繊維街ですが、親戚の店はまだ頑張っています。





用があったのは、ここを通り抜けたところにある、中国銀行。
まだ残高が少しありました。随分以前にカードを使ったきりになっていて、はっきりした記憶がなかったのです。
通帳が新しくなり、金色の大きなものになりました。
次回の旅行はこれで賄います。

そろそろ、海外の旅行はやめようと思っています。
と言いながら、行くかも知れませんが(笑)




(中国では月の中に嫦娥(じょうが)という女性がいることになています。夫に内緒で不老不死の薬を飲み、月で永遠に孤独に過ごすことになった・・・という私が知った説。最近、その嫦娥の心境になってしまって、それで、ちょっと戻ってみました。不老不死の薬は飲んでいないですが、そして、月ではありませんから人の注目も皆無ですが。生活もブログも一人。自分で承知していても、たまには、ということで)




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# by wawa38 | 2017-03-04 08:54 | 風の色 | Trackback | Comments(8)