旅行雑感・変わりゆく街

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上海の街中に、こんな道路標識がありました。「外環線内禁鳴喇叭」。クラクション禁止。
そのせいか、以前と比べてクラクションの音はあまりしないように感じました。

幹線の道路での屋台は、ほとんど見かけなかったですし、天秤棒を担いだ人も、山のように荷物を積んだ自転車も、ごくまれにしか見かけませんでした。
これも、異文化です。面白がりの私にとっては少し残念。



ふつうの自転車はますます減り、電動自転車、電動バイクが庶民の足のようでした。
音がしないので、近くに来てからびっくりします。ちょっと怖かったです。

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            バイクには防寒の風よけがついています。




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                  出前? 宅配もけっこうあるみたいです。





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上海ではおなじみの洗濯物の干し方。縦に物干し竿をだすのですね。電線は何本も重なって、こうやって束ねてあるところも。


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豫園に行く途中で見かけた車。日本車もけっこう見かけました。



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これは何かの祝いの花でしょうか。配達途中のようです。





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一本入った路地で修理屋さんを見つけました。何の修理か、通りすがりだったので確認できなかったのが残念。





おなじみの豫園です。ものすごい人でした。ほとんど地方からの人か、海外からの旅行者だと聞きました。

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ここで中国茶を、ゆっくり飲みました。これは菊茶。この店は外国からの旅行者が多かったです。
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豫園の中の店。たこ焼き?
可愛い女の子、幾つでしょう。
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新天地というおしゃれな地区にも行きましたが、以前はこじゃれた小物を売る店があったのに、ほとんど飲食店になっていました。お値段は以前と同じく高かったです。




変わらないもの。
蘇州の山塘街というところで。洗濯風景です。でも・・・、この水、却って汚れそうな気もしました。
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耦園の警備のおじさん。にっこりしてくれました。
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太湖で。
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都会の空気はよいとは言えず、
かすんでいるような写真ばかりですが、こんな空も見えました。

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これは凧です。





食べ物で印象に残ったのは、おこげご飯。
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割って食べます。
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甘酸っぱい味で、美味しかったです。




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木蓮の花をあちこちで見かけ、あたたかな旅行でした。


私は、以前の旅行で余っていた元と、銀聯カードのわずかな残高を使い切りました。新たに日本円は使わずに済みました。
銀聯カードは日本でもう解約するつもりです。
今はかなりのところでふつうのカードが使えますし、使えないところでは銀聯カードも無理ですから。

でも、もう中国は行かないかもしれません。
車の運転と同じで、何歳までと自分のなかで決めているものですから。


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# by wawa38 | 2017-03-24 11:33 | 旅行 | Trackback | Comments(2)

上海と蘇州などに行ってきました

超格安ツアーで上海と江南地方に行ってきました。
三泊四日で、なんと、2万5千円。空港利用料入れても、3まんえん!しかも3泊目には、上海のハイアットリージェンシーが入っています。
うそでしょ、と思ったくらいです。

地元の中国語教室の仲間と先生が一緒でした。
格安旅行には土産物店やオプションが付きものです。それは承知の上、仲間と一緒なら楽しいだろうと思ってのことでした。



まずは、ワープして・・・
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嘘です。これは上海の観光トンネルの中。








最初に行ったのは蘇州。
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運河を船で遊覧。これはオプションで200元。高すぎます。きっと、旅行社が中間で搾取しています。でも格安旅行だから、当然かな。
参加しないと言ったら、ガイドさんはどうしたのかと思います。言ってみたらよかったかな。
   
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ここでは耦園という庭園で有名なお屋敷に行きました。
そこで出会った少数民族、壮族の人たち。訊いてみたら雲南からだと言っていました。壮族がいるのは広西壮族自治区だけではないのですね。
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蘇州で一泊ののちは無錫へ。翌日は太湖畔を散策したりして、無錫で一泊。




3日目は沢山の土産物屋に寄りました。
ちょっとうんざり。

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土産物屋にあった置物。貔貅pixiuと言って、金銀を食べる縁起ものです。
想像上の動物で、お尻の穴がないのだそうです。排泄しないから、つまりは財が貯まるということです。さすが中国。だから今のように肥大化したのかもしれません。


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どこの国の子供も可愛い。




上海の外灘の夜景は素晴らしいです。私は、いつも蜃気楼みたいな景色と思うのですが。

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森ビルの94階に行き、トイレに入ってきました。
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景色、素晴らしく良かったです(笑)






中国は面白いところが多く、面白がりの私には嬉しい場所です。

はんこ屋の電話番号?らしいです。
木に直接ハンコを押してしまうのです。
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面白い!!!  と思うのは私だからかしら。





4日目、朝一に魯迅公園に行きました。
老人たちがいっぱい! ダンスやら太極拳やら、大音量の音楽流して、みんなそれぞれに運動をしていました。中国の老人パワー、恐るべし!
上海の老人たちの離婚率は38%だとガイドさんが言っていました。若者は35%。
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この後姿は、私たちの仲間です。みなさんノリノリで現地の人たちと一緒に身体を動かしていました。


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魯迅記念館の中の魯迅像。

ここは私は2度目なのですが、以前来たときは本を販売していたのに、今回はそれがありませんでした。短編の原書を一冊買おうと思っていたのに残念。





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今回の旅は格安でも、それなりに楽しめました。


買ってきた農民画を刺繍した小さな額は、家で裏を見たら、裏板がテープで張り付けてありました。留め金がないのです。永久にここから出してはいけません、ということです(笑)

お茶の缶は気が付けば底が錆びていましたし、妹のお土産に買った刺繍のハンカチは、パッケージから見えている部分だけ刺繍があり、隠れている部分は無地。どうするとこんなふうに上手くたためるのかと思うくらい工夫して畳んでありました。

これも中国。なんだか可笑しくて。

というふううに、今は旅を反芻しています。









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# by wawa38 | 2017-03-22 20:55 | 旅行 | Trackback | Comments(6)

帰る前に、

自分の詩について説明はしない方です。
作品は自分の手を離れたら、読み手のものですから、どううけとられても構わないのです。
でも、「異常潮位」という詩について一言。

あれは津波のつもりは全くありませんでした。震災の起こる随分以前の作です。
そう読んでいただいても全く構わないのですが。
私としては、今の世の情勢、のつもりだったのです。

今の世、何か、右寄りのようなものがひたひた押し寄せて来ているようで怖さを感じています。
浸されて、何も言わない人々。右寄りに反発したようなことを発言すると、怖い目や、やっかいな目に会いそうな気がして言えないのです。
たとえ怖い目に会わなくても、そう思ってしまう心、それが怖い。

なあんてね、いいんです。
私の詩など、それを伝える力量はないですし。

それでも何かの形で、自分の意思を表しておきたいのです。それだけです。



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(海南島・観光施設で。ロシア人、新疆ウイグル族・・・そのほか寒い地域の人たちを見かけました。聞けば、冬は避暑ならぬ避寒に来ているそうです。マンションの値段は日本より高そうでした)


では~、(^^




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# by wawa38 | 2017-03-08 09:13 | 風の色 | Trackback | Comments(2)

「つっかえた星」に帰ろうと思います

内科医でピロリ菌検査の結果を聞きました。先日、胃カメラの検査のあとで、ピロリもやったのでした。

検出されず。

それはよかったのですが、胃の気持ち、どうもよくありません。
なんだかんだと言って、薬を出してもらいました。

旅行社の同行ボランティアをやるたびに、胃腸の調子がどうもよくありません。
朝からすでにお腹のスジがピーンと張ったようになってしまって。
そんなに神経質ではないはずなのに。

それで、一月の末に同行したのを最後に、引き受けないようにしています。
そういうわけで、いま時間があるので、詩など引っ張り出したりしているのです。

プリントした用紙を留めたクリップが錆びて跡がついています。
これらの詩を書いていた頃から、そんなに時間がたったのか、と思います。





        月とゴジラ

  フットボールの形をした月がかかる空に
  影が動くのを感じて見上げたら
  タワービルをゴジラがよじ登っていた

  ほかに誰も気づかない街の夕闇
  地上のパソコンショップは
  目をぎらつかせて明るく
  若者たちで混み合い
  ビルの壁の大きなテレビには
  人形のような女の子たちがたくさん映っていて
  ゴジラなんか誰にも見えていない

  キミのこと黙っていてあげるね
  わたしはつぶやいた

  ゴジラは月に向かって
  一声吼えたようだが
  地上の騒音にかき消されて
  やはり誰も気づかなかった

  ふいに

  フットボールが蹴られて
  弧を描いて
  街の向こうに墜ちていった

  何かが壊れる音がしたようだったけれど



                      by A子





妙な詩ですね。
自分で思います。



そろそろ「つっかえた星」に帰ろうと思います。
あちらで、この続きの詩のページを繰ることにします。


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   (昨年12月・海南島。この旅の一番の思い出は、帰路の広州の飛行場で
    猛ダッシュしたことです。デーバッグ背負って走って走って、走りました)


  








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# by wawa38 | 2017-03-07 19:39 | 詩に関して | Trackback | Comments(4)

「シッポ」のゆえんになった詩

ブログタイトルの「しっぽ」。このシッポのゆえんを。

この詩から来ています。
古い詩集から引っ張り出しました。




      マサコのシッポ


  あたし シッポがあるの
  マサコは言う

  ほら あなた
  いつも踏んづけちゃっている
  踏まれて泥だらけのぺちゃんこシッポ
  シッポ持っているのってラクじゃないわ
  それだけ傷つくところが余分にあるってことだしさ

  こんなものなくなればいいと思っている
  だけどシッポのお陰でバランスとれてて
  気が狂わなくていられるのかもしれない
  何なのだろうね あたしのシッポ

  マサコはシッポを追いかけてくるくるまわる
  まわってまわって一つの独楽になる
  目や鼻や口やシッポをきれいな縞模様にして
  独りの空間を囲ってまわる
  手を差し出す僕は弾かれてとても中に入れない
  くるくるくるくる
  まわってまわって
  くるくるくるくる くるくるくるくる・・・・・・

  やがて
  まわり疲れて
  独楽から手が出て足が出て
  やっぱりシッポも出てきて
  猫の目をしたマサコが
  ぺったり寄りかかってくる

  マサコのまるみを手で量りながら
  僕はつぶやいた
  <それだけ余分に重いってことなんだな>


                                   ( by A子)



写しながら本当に自分が作ったのかと思いました
まちがいなく、作者は私です。若気の至りのころの。



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1995年以前です。
下手でもなんでも思い付いたことを書き、何でも書けると思っていたあの頃。
取り憑かれたような、湧き出るような熱があったように思います。


現在は、低温動物になってしまったみたいです。
それはそれなりに、とは思っていますが。
いつのころからか「詩がどうした」と思うようになってしまったのです。
詩を書くより、まずは生きることの方が大事だと思うようになって、詩を書くための視線が消えたのです。


今もそれはそうだと思っています。
しかし、詩は私の出発点でした。
だから捨てられないのです。




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                          (手動販売機、ですって(^^♪










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# by wawa38 | 2017-03-07 11:51 | 詩に関して | Trackback | Comments(0)

昔書いた詩を

ここ数年、詩がさっぱり書けなくなりました。現実の出来事がが創作を超えているからです。でも、書きたい気持ちだけはあります。

そこで、随分以前に書いたものを引っ張り出しました。
これを読み返すことで、また書けるようになれるといいと、かすかな希望を持って。

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                  (2017・1月・19日。宮古島)

しかし、この作品、15年くらい前になるでしょうか、書いたのは。
晒すのは恥ずかしいのですが、これだけ以前のものとなれば、もう自分のものと思わなくてよいのかもしれません。






           異常潮位

   風が走る
   ぱん と
   張った帆が遠くすべっていく

   潮位が高くなっている
   目の高さの水平線から
   海が昇る

   昇る水平線
   遠くすべっていく帆
   異常も
   正常も
   見分けない満満としたものが
   押し上がり
   海が海からこぼれ落ちる

   こぼれた海が
   ひたり ひたり
   足元を浸してくる

   虹の色も
   薔薇の香りも
   開いた本も
   食卓のパンも
   順に浸されていく

   逃げていく蜘蛛や鼠
   高みで見ている鳥たち

   浸されながら
   ただ見ている
   わたしたち


                  ( by A子  )





何かのメタファーとして読んでいただけたら幸いです。
読み方は読み手の自由、っていうところです。
最後の連が唐突だなぁ・・と自分的には思っています。手直しするかもしれません。







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    (この鳥、今の時期は私の家の周辺にいません。もしかしてここに?)


宮古島の東平安名崎の海には津波石というものが転がっていました。
その昔、津波によってそこに転がってきた石たち。
日本は南から北まで地震の国なのだと思いを新たにしました。


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# by wawa38 | 2017-03-07 00:43 | 詩に関して | Trackback | Comments(2)

車を手放しました

車の運転があまりうまくない私。
以前から70歳になったら車を処分しようと決めていました。
70までにはまだ少し間がありますが、車検の時期が来て、タイヤとバッテリーの交換やフロントガラスの傷やら、何やら費用がかさむことが分かり、面倒になって、あっさり手放しました。

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   (飛騨高山の店先で見かけたもの。面白いというより、
      すべてのものは何かの捉われもの、と言う気がしました)



妹には「お姉ちゃんにはびっくりさせられるわ~」と言われ、友人たちにも驚かれました。
でも、私鉄の駅から5分のところに引っ越したことです。この私鉄に限り費用は心配しなくてよい算段がしてありますし、何かの場合は駅にタクシーが常駐しています。


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何より歩くのが好きなのです。
右足を出して左足を出して、一歩一歩ずつ歩むことが不思議な気がするときがあります。
そして、少なくとも、自分の車によって人を傷つける心配はなくなりました。これが一番ほっとしていることです。


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ウォーキング友達が昨年暮れに病で亡くなり、ショックもありました。
彼女がいなくなり、ウォーキングというと心が反応して傷みましたが、先日、直虎の里、いなさ(浜松市)を歩いてきました。
大河ドラマは見ていないのに、妹が行くというので一緒に、と言う程度でした。
けれど、歩くのっていいなぁ、歩けるっていいなぁとしみじみ思いました。

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                (井伊家の墓の一部。龍潭寺)


これからは、亡くなったSさんのぶんも歩こうと思います。






心配性で怖がりなのも私の一面、思い切りのよいのも一面。
計画性があるようでずぼらなのも一面。
人は多面体なものです。

その思い切りのよい貌が出た、このたびの車処分でした。
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                (龍潭寺の庭の一部)




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# by wawa38 | 2017-03-05 19:50 | 風の色 | Trackback | Comments(6)

映ったビル

ビルの窓がゆがんで映っているのが面白くて。


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どちら側の窓もゆがんでいないのですが。
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つっかえたままの星が一つ。
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ここを通り抜けていきました。
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寂しい感じになった繊維街ですが、親戚の店はまだ頑張っています。





用があったのは、ここを通り抜けたところにある、中国銀行。
まだ残高が少しありました。随分以前にカードを使ったきりになっていて、はっきりした記憶がなかったのです。
通帳が新しくなり、金色の大きなものになりました。
次回の旅行はこれで賄います。

そろそろ、海外の旅行はやめようと思っています。
と言いながら、行くかも知れませんが(笑)




(中国では月の中に嫦娥(じょうが)という女性がいることになています。夫に内緒で不老不死の薬を飲み、月で永遠に孤独に過ごすことになった・・・という私が知った説。最近、その嫦娥の心境になってしまって、それで、ちょっと戻ってみました。不老不死の薬は飲んでいないですが、そして、月ではありませんから人の注目も皆無ですが。生活もブログも一人。自分で承知していても、たまには、ということで)




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# by wawa38 | 2017-03-04 08:54 | 風の色 | Trackback | Comments(8)