夕暮れしっぽ

どうしたものか、音

上の階の住人、ＤＩＹが趣味らしく、私が入居した二年前から時々、トカトントンと金づちらしい音が聞こえてくる。

気にはなったが、しょっちゅうというほどではない。夜は静かになるし。

なので、この程度なら、と我慢していた。ワタシ、太宰じゃないしね。

それが数日前のこと、朝１０時ごろ、ぶゆ～ん、ぶゆ～ん・・・・・ぶぉ～ん

あれは電動のこぎりか。すんごい。

あらま、テレビの音が聞こえませぬよ。テレビなどはまだいい。中国語のリスニングをしていたのだった。これは困る。

マンションというのは横からの音は気味悪いくらい伝わってこないが、どうも上の音は下に伝わるものらしい。

水音や人の声、テレビ、掃除機の音などのふつうの生活音は聞こえないが、床を飛び跳ねる音など、響く音がだめなのである。しかも増幅するような気さえする。

このマンション、安普請のようだから（今、８０軒中の５０軒ほどがメーカー負担で、順にクロスの張り替えている）、床もか？

ここを買う前に、床板がふわふわしているのは、音が下に伝わりにくくしてあるからだと不動産屋から説明を受けたのだったが。

その日、ぶぉ～ん、に我慢できなくなって、ついに管理人さんに伝えに行った。

しかし、真下でなければ聞こえないのである、あれほどの響く音なのに。被害は、真下の住人である私だけのようだ。

外に出てみたら、結構な音はしていたが、どこからも苦情は出ていない様子。

全体のことなら張り紙しますが、ご近所同士なのだから自分で言いに行ってくださった方がよい、とのこと。

ふむ。

言いに行けるか？

言いに行って、ブスッとやられたらどうする？

それに、音なんてお互いさまというところもある。わが家だってリフォームなどで下の階に迷惑をかけるかもしれないし。

悩ましいところだ。

結局、午後３時ごろに音は止まり、翌日はたまにトントンと音がする程度。

今日は、一、二度トントンの音がした。こういうことは気にし始めると際限なく気になるものかもしれない。

この先、また大きな音が響いてきたら、どうするか。

目下の住居に関する悩みである。

やさしい波音だったらいいのに、ねぇ。

鳥たち

今朝、近くの道路わきにいました。




海岸を覗くと、魚がいるんですかねぇ。








おとといの夕方見たものは軍団。三角になって移動していきます。
異種もまじって。


この日はこんな夕陽。
反射した光が海に。



駅近く。そんなに冷えなくてもいいよ、クマ君。

今日は、洗濯機が故障したので修理の人が来るのを待っています。直るといいのですが。

遠近

真冬です。寒いです。

でも、覚悟して、ひとたび外に出れば、この寒さが却って心地よくなります。

空気が澄んでいると、伊勢湾の向こうの山がはっきり見えます。

人工の島の向こうは海があり、その向こうの山。



この橋、思いのほかアーチがあります。きょうは、真ん中あたりまで行って帰ってきました。




名古屋市は零度以下になったそうですが、ここはなっていません。海風があって体感温度は低いのですが。

駅近く、空き地のふちに咲いていました。

四週に一度の内科医受信日でした。

血圧はまあまあ、やや高値で安定しています。

前回の血液検査の結果は異状なし。血糖値も心配なし。

お腹の調子が悪いのですが、食べすぎでしょうか。

と訊いたところ「わかっとるなら言わんでもええがな」みたいなふうに返ってきました。

そうですね、お医者様を前にして自分で診断してはいけませんね。

あはは、って。機嫌がいいのか悪いのかわからない、へんな医者。

どこかに、へんなホテルというのもあるそうですから、これもアリかな。

予約制ではないのに待ち時間５分もなく、いつも空いていて、家から一分で行けて、とっても便利です。

建物は新しく、きれい。待合室から海が見えて心が広々します。

看護師さんも受け付けの女性たちも、みな若く、古いのは先生だけ。あ、私を含めた患者さんも。

頼りになるかならないか、専門分野はよさそうですし、見極めながら通っています。

結局、家に

夏はベランダでさえほんの少ししか陽が当たりませんが、冬は部屋の中に陽が入ります。１０時ごろからですけれど。午後の３時過ぎてくれば、壁に影が。この影のできる時間が好きです。





























中国の宋の時代の女性詞人について書かれた本を読み返し始めているのですが、これがちっとも進みません。大まかなことは覚えていて、却ってそれが邪魔して、要所だけ見て飛ばしてしまうのです。

まあ、それでいいのですが。

それでも、本を持って、どこかの喫茶店で読もうとしたのですが・・・

今月、資源ごみ収集の当番があるので、その場所を調べながらできるだけ遠くの喫茶店に行くことにしました。

今まで私は資源ごみを隣の地区に持ち込んでいました。そちらの方が近かったからです。当番は、そうはいきませんから。

農道で見たセキレイ。

太郎冠者、次郎冠者、みたいにちょこちょこと目の前を横切って行きました。

私の住んでいる場所は、真新しい住宅やマンションが多いのですが、道の向こうに古くからの地区があります。その曲がりくねった小道を通り抜けて、収集場所の「〇○花壇」を確かめて、そのまま車の通りの多い道路に出て、小さな喫茶店を探し当てました。でも、結局、入る気持ちになれずに戻ってきてしまいました。
家でいっか。コーヒーなんか自分で淹れればいいし。
やはり、こうなります。

見えない、舞台（２０１８、春節祭）

毎年恒例の春節祭。日中友好を目的として、名古屋市の久屋大通公園で開催されます。
本当の春節は２月１６日。でもいつも早めに行われ、今年は６，７．８日でした。毎年見に行っているので、今年も少しだけ見に行きました。


でも～、舞台が見えませ～ん。手を上げている人が「変面」をやっているらしいのですが、人、人・・・

いいんです。[「変面」は天津で見たことがります。それに、もう一つの目的は、羊串焼肉を食べることでしたから。

クミンほか香辛料のいっぱい効いた肉です。中国本土で食べるとお腹をこわすのが心配なのですが、日本で中国の人が焼く肉は安心です。それを二本だけ食べて、すぐ帰ってきました。マントウとか麻花、油条、小籠包、みんな食べたかったのに、あいにく私のお腹が不調だったので、一番食べたかったものだけにしました。

７割くらいは中国人だと思われます。みんなふるさとの味が懐かしくて集まって来るようです。そこに混じって日本人もたのしんでいました。こんなふうに、民間から日中友好を促進するのはいいものです。

願うなら、日本人の中国人への偏見をなくしてほしい。

日本人も中国人も、韓国の人も、みな同じニンゲン。

仲良くしてゆきたい、お互いに温かい眼を向けていたい。心から思います。

夜明けの月

午前６時ごろ。まだ暗いですが、きっと月が出ていると思ってカメラを持って新聞を取りに行きました。

欠け始めた月。


ついでに海岸に出てみました。


冷え冷えする中で、どこか別世界のような夜明け。


対岸の四日市市の明かり。








４日は,恒例の全員集合の日。友人たちがわが家に集まり、にぎやかに一日中おしゃべりしました。
友人の手作りケーキ。甘すぎないマロンのクリーム。毎年、おいしく戴きます。


これで、今年も本格的始動です。しなければならないことなどない、毎日が日曜みたいな私の生活ですが、自分なりに目標を持ってやっていきたいと思っています。怠けていると体調が悪くなることも身をもって知りましたし。楽しく頑張りたいものです。

若いころ、３０代のころだったか、同年代の誰かが言った言葉を思い出します。「自立しているということは、お金を稼ぐということではなく、自分のためにきちんと三度の食事を作り、自分のために日々をきちんと過ごすことだと思う」と。その頃は、専業主婦でいることを後ろめたく思っていたときでした。事情があってそうなったとしても、誰かを頼りにして、自分の喰いぶちも稼がずに大きなことは言えないと。そして「だれだれの奥さん」と呼ばれ、名のない人でいることをいやだ思っていました。だから、その言葉は当時の私の心に響きませんでした。

年月を経て、一人になった今、ふとその言葉を思い出します。自立するよりほかにない境遇になったからですが、でも、自分のために、きちんと（私なりの暢気さで）暮らして行けたらよいなぁ・・・と、これは新年の心構え。
ん？　またまた三日坊主かも。。。。。思わないよりいっか（笑）

謹賀新年・２０１８

２０１８年が始まりました。

第一日目です。

雑煮を食べて、その後、海岸に出てみました。戌年だからでもないでしょうが、犬と散歩している人が多く、なぜか男性が目立ちました。休日だから？　

カモも元気。

三重県側のテーマパーク。


人工島の方に、猫がいました。ここでは初めて見ます。公園ですから人家などない地域。どうやって生きているのでしょう。
出していなかったのに戴いた年賀状。それを１０枚ほど書いて（印刷とコメント）、ポストまで行ってきました。

夕方は妹宅に出かけます。

wawa鴨が肉とビールを背負って。すき焼きですって。

穏やかな年の初めです。

どなたにとっても、よい一年となりますように。

２０１７年よ、さよなら

今年も、あと一時間となった。


壁の花。できるだけモノを持ち込まないように努めているから、ここに置くよりほかなく。右側のパキラ。１００円で買った当初は小さな鉢だった。二年くらいでよく成長してくれた。


一人で過ごす時間が長くなってきたが、今年はたくさん旅行に行けた。地球のどこかで不幸な事が起こっていたりするのに、申し訳ない気がするが、こうして過ごせることを有難く思う。




８時ごろ、海岸に出てみた。フラッシュを焚こうとして、暗くてボタンが分からなくて、こんなものだけれど。いつもと変わらぬ風景。釣りをしている人が見えた。


ここを訪問してくださった方々、ありがとうございます。皆さんのブログに励まされることが多く、感謝します。





みなさま、よいお年を。

風を捉えて

雪がちらついていた。午後３時ごろ家に来たダスキンさんが「こんな日にサーフィンやってる人がいます」というので、海に出てみた。冬のウォーキング用の服を着こんで、マフラーは三重巻き、二重になった帽子に、大きめのマスクのいでたち。


ひゃぁ～
冷たくて、頭がキーンとする。風と一緒に潮のしぶきが飛んでくる。その中で、

帆は三つくらい見えた。かなりの沖にいる。

ズームの向こうに見えるのは四日市市の工場群。

波は高そうに見えないが、とにかく風が強い。

カメラのベルトがビューっと流れる。

岸近くまで来た帆が、この後、倒れた。

しかし、じきに立て直して、再び沖へ。

それなりの装備はしているから大丈夫だとは思うものの、海に浸かったら、手足など冷たくないのだろうか。顏は？

この人は、ずっと沖を疾走していた。きっと上級者だ。

冷たくて立っていられないので、私は早々に引き上げた。

陸側の空は、こんなんだったけれど。

夕方、海苔が届いた。私のいる地域からほんの少し南は良質の海苔の産地。

生産者の娘さんが知り合いで、毎年、この時期に分けてもらっている。

親戚に頼まれたものも含めて、今年は８箱。

潮の香りが部屋に漂っている。

あ、お正月が来る。

孫はいないけれど孫の発表会

友人に誘われて、バレエのおさらい会というものを見に行った。実を言えば、気乗りがしなかった。どうせ子供の発表会でしょ、クリスマイヴの夕方になんだかぁ、と言う気持ち。
でも、私は子供がいなくて、そのたぐいのものは参加したことがない。見聞のためにと思って出かけたのだった。

それがどうして。なかなか見ごたえのあるものだった。舞台の色彩が豊か。くるみ割り人形の劇風で、親しみやすいし楽しい。幼児から高校生くらいまでの中に、応援の大人が数人加わっていた。二時間があっという間に過ぎた。
（写真はご遠慮くださいということで撮れなかった）
よく頑張ってる。練習を沢山したことだろう。何事も一生懸命って、素敵なものだ。
フィナーレが済んだ後に、プロが「きよしこの夜」を唄った。
このようなイヴもあり、か。












数日前、ジャコメッィ展で。
写真を許可されたブロンズ像があったので。

ああ、この像のように細くなりたい！